普通二輪教習その5 一回目のシミュレーター
第一段階の教習の途中にシミュレーターの教習をやりました。
突然ですが、昔ゲームセンターにセガのハングオンっていうゲームが有ったのを知っているでしょうか?
知っている方は間違いなくオッサンです。見た感じがそれに似ていますw でもゲームのハングオンみたいにバイクはあまり倒せなくて、ほとんどハンドルで操作しないといけません。だから技能教習でバイクに慣れてきた頃に、教習所のシミュレーターに乗ると実に操作しにくい。
第一段階のシミュレーター教習は自分一人で受けました。教官と二人っきり。でも、若くて話しやすい教官だったので良かったです。
この時やった内容は急制動のシミュレーションです。結構転倒する人が居るので、まずシミュレーションで慣れましょうというものです。このシミュレーターアクセルをちゃんと開けないとエンストするので、結構真剣に操作しました。40k mまで加速して通過点のポールで急制動の体制に入り、白いコーンを過ぎてから急ブレーキです。
1度目は失敗して転倒しましたが、3回ほどやって徐々に制動距離が縮まってきました。次は路面の状況を変えてやります。
2回目は路面が濡れた状況で練習です。これも滑りやすいのでブレーキの加減を調節して、特に前輪がロックしないように注意しながらブレーキングしていきます。
3回目は路面が土で汚れた状況での練習です。道路の砂や落ち葉でバイクが転倒するのをYouTubeで見てきたので、路面をよく観察してないとバイクは転倒するんだなぁと改めて思いました。
さて次はシミュレーターに跨って街の中を走ります。車と違ってバイクでは路上教習は有りません。車は教官が隣で見てくれてブレーキまで踏んでくれますが、バイクで生徒と教官が二人乗りして街を走るなんてしたら、危ないですからね。
この時やったのは、交差点で直進する時に右折車の陰に隠れて対向の右折車からはバイクが見えにくい、という内容でした。シミュレーターの指示通りに走って、交差点で青だからと気を抜いて走っていると、右折車の陰からトラックが曲がってきて自分のバイクと衝突しました。シミュレーターでも思わず「ウワァア!」って声が出ます。
このシミュレーターでの事故を元に、実際の路上でどんな危険があるか教官が自分の経験からいろんな話を聞かせてくれました。やっぱりバイクに乗っていると、いろんな危険があるのだなぁと。
これまではバイクの操作に慣れることに必死でしたが、このシミュレーターの教習をやってから路上でのバイクの安全運転について意識をし始めました。ヘルメットやプロテクターの重要性も教官から話が有り、自分もバイクに乗る前にライダージャケットやフルフェイスのヘルメット・ライダーシューズなど、一通り安全装備を整えようと思ったのでした。