もしもバイクに出会えていなかったら

40過ぎてバイクに乗りたくなったので、ブログに日記を残します。生き辛さを感じている、コミュ障人間です。

初めてのバイクを契約

念願の普通二輪免許を手に入れたので、早速バイクを買うために休日バイク屋さんに行きました。教習中からバイク選びを始めていたので、もうこの時点で買うバイクは決まっていました。

買ったバイクはHONDA CB250R です。

 

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このバイクを選んだ理由をまとめてみますと…

 

1 車検が無い

2 高速道路と自動車専用道路を走れる

3 丸目ヘッドライトのデザインが好き

4 ホンダが好き

5 軽い(144Kg ! )

 

こんな感じです。車も所有しているので、経済的に負担の少ない車検の無い250ccでバイクを探していました。あとネイキッドのバイクに乗りたかったです。一度、カワサキのNinjaに跨ったことがあったのですが、乗車姿勢が結構前傾になるので腰や首に負担が掛かりそうなのでスポーツタイプのバイクは考えませんでした。肉体労働しているので、体が資本です。趣味のバイクで無理はできません。

 

とりあえず最初にこのバイクに乗って、経験値を増やしてレベルアップしたら、その後のバイクライフを考えようかなと思っています。

 

ちなみに、このバイクに決めるまで迷ったバイクも挙げていきますσ(^_^;)

 

ホンダ: レブル250 CB250F CB250R グロム

ヤマハ: MT−25 MT−03

カワサキ: エストレヤ 

スズキ:ジクサー

 

中でも、一番最後まで悩んだのはグロムでした!ボクの大好きなモトブロガーさんの動画の影響でグロムは未だに欲しいバイクです。

 

youtu.be

 

気楽に乗れて、維持費も安い・パーツが豊富で自分好みにカスタマイズする楽しさがあるのがグロムの魅力ですよね。あと乗っている人が多いのでツイッターでの交流・情報交換が盛んなのも楽しそうに見えます。いつかグロムが欲しいなぁ。

 

さて、CB250Rの見積りを出してもらうためにホンダドリームとレッドバロンに行きました。ホンダは大型のバイクをこれからホンダドリームでしか販売しないようですが、ボクの欲しいバイクは250ccなので関係ありません。やはり複数の見積もりを出してもらって、比較の上で買うお店を決めたいです。

ここでは詳しい価格は書きませんが、結局安い金額を提示してくれたレッドバロンで購入を決めました。任意保険をスタンダードなタイプなものに加入して、オプションでUSB電源ケーブルを取り付けて貰いました。ETCは迷ったんですが、付けていません。必要になった時でいいかなぁと思ってます。付けたけど、あまり高速使わないなんてことも考えられるので。

 

お店で契約書にハンコを押して、契約料は指定の口座に現金で振込みました。車だって所有しているのに、こんなもの買ってしまってオレの人生大丈夫だろうか・・・。

期待と不安が入り混じった初バイクの購入だったのでした。

 

 

 

 

免許を書き換えに行った話

普通二輪免許の卒業検定を合格して、免許の書き換えに行ってきました。ボクの住んでいる所だと、名古屋市にある平針免許センターに行かなければいけません。週末の平針試験場の混雑具合は尋常じゃないので、有給を使って平日に行ってきました。

 

地下鉄とバスを乗り継いで午前9時前ぐらいに平針の試験場に着きました。中に入ると平日でも結構人がいます。ここに来るのは数年ぶりですが、随分と外国人が増えていたのに驚きました。

教習所で貰った免許書き換えの要領が書かれたA4の紙を見ながら14番の窓口へ。教習所を卒業して、当日に学科の試験が必要ない人向けの窓口です。隣の試験有りの窓口は平日の朝から長い行列でしたが、こちらは人もまばらで手続きも簡単なものでした。

 

窓口の人から指示されて次は視力検査です。3列あるうちの一番列が短いところに並んだら、検査官が50代くらいの態度が横柄な警官でした。何故かわかりませんが、口調がイラついている感じです。

ボクの前の人は外国人の若い女の子だったのですが、その女の子が視力検査の要領が分からないらしくなかなか検査が進みません。日本語もたどたどしいので、その警官はイラついた感じでイラストを見せながらCの穴の空いた方向を指でジェスチャーするように言いました。ちなみに、その女の子はベトナム人でした。警官がどこの国の人と聞いたらベトナムと答えたので、「ほらベトナム語」といろんな外国語で書かれた視力検査のマニュアルを見せていたのを聞いてわかりました。

それにしても、なんでそんなに偉そうなのかなぁ。

 

その女の子は視力検査に引っかかり、再検査になっていました。さて、自分の番です。椅子に座って観光地にある望遠鏡みたいな機械を覗き込みます。視力検査に不安があったのですが、やっぱりよく見えません。その態度が横柄な警官から「視力0.7も無いなぁ。再検査受けて!」と言われてしまい、再検査の場所に行きました。さっきのベトナム人の女の子が困ったような顔で話し掛けてきました。

 

「けんさ?もういっかい?」

「大丈夫。大丈夫。」元気付けようと励ましの言葉を言いました。

「わたし、みえない。どうしよう。」

「メガネは?」とボクはメガネのジェスチャーをしてみました。そもそもメガネを持っていたら再検査になっていなかったのに、なんでそんなことを聞いたんだろう・・・。

「もってない」

「じゃあ、どうにか見るしかない」と言ったら、困ったように笑顔を浮かべていました。

 

そんな話をしているうちに、その女の子が呼ばれて視力の再検査に呼ばれました。今度は機械を覗き込む形式ではなく、昔ながらの距離を取った場所から視力の検査板を見る感じの検査です。女の子は合格したらしく、出て行くときにボクと目を合わせて微笑んでいました。よかったね!。

 

ボクも同じように再検査でなんとか合格になりましたが、検査官の警官から「そろそろメガネを買ったほうがいいよ」と言われました。二輪だと路面の状況が見えないと危ないよ、と。なんとなくですが、その警官もバイクに乗る人なのかなと感じました。

 

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難所の視力検査が終われば、あとは免許の更新料を払って写真を撮ってもらって、新しい免許の受け取りを待つだけです。

免許を受け取って真っ先に「普通二」の文字を確認しました。あぁ、これでバイクに乗れるようになったんだ!と嬉しさが込み上げてきます。家に帰るまでに何度も免許を見直しては「普通二」の文字を見て、喜びを噛み締めたのでした。

 

 

 

 

 

 

普通二輪教習 最終回 卒業検定に合格した話

失意の不合格から1週間後、もう一度卒業検定を受け直すことになりました。本当は間を空けずに再受験したかったのですが、社畜サラリーマンなので週末の休日まで待ちました。

 

1月の下旬のその日、冬型の気圧配置が強まって風が強い寒い日でした。待合室の窓から見える教習所に掲げられている旗が風の影響で横に伸びて激しく揺れています。うわぁ・・・と思っていたら粉雪混じりの強い横風になってきました。この強風の中で無事に一本橋が渡れるだるか・・・。

 

前回と同じく卒業検定前の説明が有りました。検定員の方から今日は風が強いので、とにかく一本橋は渡りっきってくれと言われました。それ以上は言わないけど察してくれよ、とのことです。

ボクも前回の検定を見学していて思ったのが、案外合格基準は緩いんだなということです。技能教習では一本橋スラロームのタイムを教官から注意されることが多かったのですが、実際の卒業検定ではみんなそこまでタイムを意識していない感じでした。とにかく一発で失格になるようなこと(一本橋の落下、スラロームパイロンの接触、コースアウト等)をしない限り、完走さえしちゃえば合格をくれるような印象でした。

 

2回目の卒業検定は、とにかく失格になるようなことにだけ注意して無事に完走をすることを目標に走りました。途中クランクでフラついて足を着いたり、坂道発進で一度エンストをしてしまったのですが、慌てず落ち着いて最後まで走りきりました。

 

終わって検定員の方から「今の技量で大型の教習を受けちゃダメだよ」って言われました。ボクが大型の免許に興味があるのを見抜いていたのか、誰にでもそういう言葉をいうのかわかりません。だけど、胸の内を見透かされた感じがしてドキッとしました。

他に「低速走行時にフラフラしているから、公道で走る時は気を付けなさいよ。」「色々と言ったけど、見極めでOKを貰っている訳だから普段は出来ていたんだと思う。お疲れ様。」という感じのことを言われました。

検定員の方は最初は冷たい印象だったけど、話すと良い人でした。卒業検定の講評を話してくれる中で直接合格だとは言われなかったのですが、その人の表情や言葉で自分が合格したのを直感的に悟りました。

 

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卒業検定後、合格者が集められて免許書き換えの手続きに関する説明が有りました。必要な書類を受け取って、申し込みに必要な収入証紙もその場で購入しました。卒業証明書の有効期限は1年間なので、それまでに免許の手続きをするようにとのことです。

その場で解散になり、ボクは三ヶ月通った教習所を後にしたのでした。

 

これでボクの普通二輪の教習日記はひとまずお終いになります。自動車学校に通ったのは車の普通免許を19歳の頃に取りに行って以来なので20年以上ぶりのことです。自動車免許を取ったのは学生の夏休みの頃だったので、それに比べると仕事しながら休日に通った今回のが大変でしたね。仕事や教習所から帰ってくると、疲れ切って家でグッタリしていることが多かったです。

 

それでも、普通二輪の教習はとにかく楽しかったです。毎回、技能教習でバイクに乗るのが待ち遠しくて仕方なかったですね。バイクで走ったり曲がったりするのが単純に気持ちよかった。

教習が終わりに近づいてきた頃、もうすぐ終わってしまうのかという寂しさを感じたくらいです。

 

もしこれを読んでこれから二輪の免許を取得してみたいと考えている方がいたら、ぜひ取得しましょうとお勧めします。きっと新しい世界がひらけますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普通二輪教習その10 卒業検定に落ちた話

教習を受けはじめてから約2ヶ月半、いよいよ卒業検定を受ける時がやってきました!

早く免許が取りたかったので、待ちに待った感じです。ここまで補習を受けることなくスムーズに教習が進んできたので、正直いつも通りやれば楽勝だろうという楽観的な気分になっていました。卒業検定で合格したら、ちょっと豪華にスシローでも行っちゃおうか・・・なんて軽い気持ちで家を出たのでした。

 

前回の第2段階の見極めでOKをもらった翌日、集合時間より少し早めに教習所に行きました。受付をしてもらって、視力検査をしてもらいます。確か両目で0.7以上、片目で0.3以上の視力が必要条件です。

ボクは右目の視力がやや悪いのですが、なんとか視力検査は合格しました。学生の頃は両目が2.0あったのに、視力の低下が悲しいですね。スマホを使うようになってから、かなり視力が低下したなぁと感じます。だからと言ってスマホの無い生活に、もう戻れません。何か視力を回復する方法は無いだろうか・・・。

 

卒業検定はいつもと違って、2階のロビーのような場所で集合です。思ったよりも人は多くて、この日は15人受験者がいました。老若男女いろんな人がいます。大型とか小型の人もいるようでした。時間がくるとスーツ姿の人が現れ、近くの教室に案内されました。そこで卒業検定の説明と免許証と教習手帳の提出、ゼッケンの配布がありました。

 

技能教習の時はライダージャケットを着た教官が対応してくれますが、卒業検定の時は見慣れた教官の方とは違う初めて会ったスーツ姿の人たちです。検定なので情が入らないように、普段技能教習を教えている教官とは別の人が卒業検定の検定員を務めるようでした 。コースの説明があって、技能教習で何度も走った応用コース2でした。一つけだ違うのが最初の外周1周が省かれていることです。卒業検定の走行をする前に一周だけウォーミングアップの周回をしてもいいとのことでした。ただし、そのウォーミングアップのバイクにまたがる瞬間から検定は始まっているよ、とのこと。

教習の期間が空きがちで、いつも勘を取り戻すところから始まる自分にはウォーミングアップ一周で即本番なのが少し不安です。

 

15人が3組に別れて、3人づつ並行して検定は行われました。自分はゼッケン15で3組目の最後です。前の人の検定を見学していると、大型の卒検を受ける方から話しかけられました。緊張している自分と違って、笑顔でリラックスしている感じです。その方は普通二輪の免許所持者で、普段バイクを乗っているそうです。そりゃ余裕だろうなぁ・・・。その人は、一本橋が落ちないか不安だと言っていました。(^_^;) 自分も一番心配だったのは一本橋で落ちて、一発検定不合格になることです。みんな同じなんだなぁ。

 

さて、自分の順番がやってきました。ウォーミングアップの一周を終えて、発着所で検定員の方からスタートの合図が出たらスタートです。走る前は緊張したけど、走り出したら「もうどうにでもなれ!」って感じです。交差点を過ぎてS字を通過して、クランクに入りました。途中までは良かったのですが、途中でバランスが崩れてオットットとなり、アクセルを不意に吹かしてしまってコース出口ではみ出してしまいました。内心「あぁ!やっちまった!」と思いましたが、平静を装って、とにかく最後まで走りきりました。検定員の人が今のを見ていなかったらいいんだけど・・・。心配だった一本橋スラロームも無事にクリアできたのに、大丈夫だろうと安心しきっていたクランクで痛恨の失敗をしてしまいました。

 

発着所でバイクから降りると、検定員の方から呼ばれます。最初に言われたのが、「クランクで脱輪があったので失格です」でした。ガーン・・・。でも自分が悪いのでしょうがないです。

 

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待合室に戻って待っていると、呼び出しの放送が有り名前を呼ばれました。名前を呼ばれた人は検定不合格で別の場所で補習の手続きの案内をされます。ボクはその日に補習を受けて、来週また卒業検定を受けることにしたのでした。

 

家を出る時は、卒業検定が終わったら何か美味い物でも食べに行こう、などと軽い気持ちでいたのに、不合格になった後は思った以上に気持ちが凹みました。あぁ、なんでもっと気合いを入れて卒業検定に臨まなかったんだろう・・・。なんでクランクでもっと慎重に走らなかったんだろう・・・。色んな後悔が頭の中をグルグルと回っていたのでした。

 

 

 

 

 

 

普通二輪教習その9 第2段階見極め

第2段階のセット教習を終えると、新しく覚える課題はほとんどありません。一度だけ、狭い場所でのUターンの練習を教官と一緒に軽くやったくらいです。コンビニなどの駐車場から出るときにバイクをUターンさせようとすると、立ちゴケをしやすい状況だという説明が有りました。ボクもYouTube立ちゴケ動画はたくさん見たので、Uターンの危険性は重々承知してました。

とにかく無理せずに、何度か切り返しをしてでもコケないように安全にバイクの向きを変える練習をしました。

 

 

 

それが終わると、後は卒業検定に向けてコースの走り込みと苦手課題の練習です。ボクの行っていた教習所では2種類の応用コースがあったので、時間内はそれぞれ2回づつそのコースを走って、残りの時間は不安だった一本橋スラロームの練習に費やしました。

ボクは最後までスラロームが苦手だったのですが、もう途中から目標タイムを切ることを放棄して安全にパイロンを倒さず走り切る方向で練習をしてました。タイムを意識してアクセルを開け過ぎたりすると、逆にギクシャクしてしまって肝心の検定で失敗するリスクが高そうなので無理はしませんでした。

一本橋の方は成功率7〜8割くらいの感じです。とにかくスタート手前で真っ直ぐにバイクを止めて一本橋に入ることを心掛けました。ここでバイクが斜めに一本橋に入ってしまうと、姿勢を立て直すのが難しいです。もう一つは勢いよくスタートして一本橋に乗って、直進安定性を高めることを意識しました。最初が速くても、後半に半クラを使ってスピード調整すれば、課題の7秒以上は十分にクリア可能です。

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第2段階最後の教習は見極めの合図である腕章を付けて、自分と他に2人の若い人と一緒に走りました。練習で応用コースを走った後、教習時間後半に見極めがあるとのこと。少し緊張しましたが、練習でコースを走って発着場に帰ってきたところ教官から「まだ教習の後半じゃないけれど、もう見極めは済んだのでこれで合格ということにします。明日の卒業検定を予約しますか?」と聞かれました。もちろん返事は「はい!します!」です。見極めは特に改まって見られるわけでもなく、いつもの練習の走行を見てもらって、それでOKを出してもらいました。

 

帰りに担当の教官から卒業検定に関する説明を受けて、「明日も今日と同じ走りをしてください」と言われました。忙しい日々の中で貴重な休日を使って教習所に通っていたので、「やっとここまで来たか!」という喜びが有りました。まだ卒業検定に受かったわけでもないのに、ホッとした気持ちになっていました。ここで気が緩んだことを後で後悔するのですが、それはまた次回でお話ししたいと思います。

 

 

 

普通二輪教習その8 セット教習(危険予測)

第2段階の中盤に2時間続けてシミュレーターの教習が有りました。いわゆるセット教習と呼ばれるものです。

今回もゲーセンの筐体みたいなシミュレーターで、公道を走る時にどんな危険が有るのか体験学習をします。担当はいつもよく怒っている、おっかない教官でしたが、シミュレーターの時はリラックスして優しい感じでした。

 

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この時は自分と若い大学生の男の子と2人でした。教官から「卒業したらバイク何買うの?」と話し掛けられたりとか、雑談しながらの教習でした。ちなみに一緒に教習を受けた学生さんは、KTMのDUKE390を既に契約したとのこと。輸入車のバイクは「いいなぁ」とは思うのですが、メンテナンスやトラブルがあった時のことを考えると自分は購入候補になりませんでした。Triumphのストリートツインがカッコいいなとボクは思うのですが、オーナーの方ってメンテやトラブル時はどう対応してるんだろうと思います。ボクは車で輸入車に乗っているのですが、メンテナンス費用が高過ぎて次は国産の軽自動車に乗り換えるつもりです。車でさえ輸入車の維持は大変なのに、バイクだとさらに難しそうだなぁと感じます。輸入車の質感とか運転した時の心地良さみたいなのはすごく好きですけどね!

 

さて、教習はいつものシミュレーターを使って行われました。コンピューターから指示された通りに街の中を走ります。もちろん交通法規に従った走行をしなければなりません。プレステのゲームみたいな画面でバイクを街中のいろんなシチュエーションで走行していきます。方向指示もせず急な車線変更してくる車や、死角から飛び出してくる車や歩行者を予測しながら安全にゴールを目指します。

 

シミュレーターも3回目になるので、だんだんと相手の狙いが読めてくるようになってきました。とりあえずブラインドになってる場所からは急に車や歩行者が飛び出してくるかもしれないし、車が急に車線変更してくるかもしれないし、交通標識をちゃんと見て(理解して)走行しないといけないということです。車の免許を取って以来、交通ルールや標識の理解もかなり怪しかったので、良い勉強になりました。

 

2時間続けての教習だったので、その日はそれで教習は終わりにしました。普段、会社の仕事をしていて休日を使って普通二輪の教習に通っているので無理せず一日2時間のペースで通うようにしています。第2段階から1日3時間技能教習を受けることが可能だったのですが、実際は週末は予約が取りづらかったです。2時間続けて予約が取れたらラッキーという感じでした。

 

教習が終わるたびに疲れたけど、今日も先に進んだなという実感が心地よかったです。

 

 

普通二輪教習その7  第二段階スタート

第一段階で補習も無く順調に第二段階に進むことが出来ました。第一段階の見極めはまだまだスラロームが下手くそだったのですが、教官の方から「おまけで合格にしてあげる」と言われました。合格にさえしてくれればこっちのもんです。

 

12月に入ってかなり寒くなるのかと思っていたら、案外昼間は暖かな日々です。第二段階の最初の技能教習は実際に路上で走行するときに、どんな危険があるかを体験するというものでした。

まずは教官の運転する車に乗せられて、説明を受けます。車は外周から交差点に向けて右折するのですが、対向車に別の教官が運転するバイクが直進してきます。車からバイクがどう見えるか?というのを体験するのと、バイクがどの位置までなら右折が可能か?ということを確認しました。

教官がマイクで連絡を取って、もう一人の教官がコース外周をバイクで走ってくるのが見えます。教官がコースを曲がって直進を開始したタイミングで車は右折し始めます。

助手席に座っていたのですが、バイクが車の前に突っ込んできて思わず「わぁぁ!」と声を上げてしまいました。教官の運転するバイクはちゃんと車の手前で急制動して止まって何事もありません。若い女性の教官がバイクに乗っていたのですが、余裕の笑みを浮かべています。

 

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バイクで公道を走るときに一番不安なのが、この右直事故ですね。自分が直進している時に対抗車線の車がバイクを見えてなくて(見てなくて)曲がってくるというパターンです。YouTubeでも事故・ヒヤリハット動画たくさん見たので、一番気をつけたいシチュエーションです。

 

他には壁のあるところから車を出す時にバイクがどう見えるのか?とか、逆にバイクから壁の間から出てくる車がどう見えるのか?なんてシチュエーションを体験学習しました。

こういうのをやっていると、だんだん公道を走ることが怖くなってきます。果たして事故らずに無事にバイクを楽しめるのかなぁと、だんだん不安になってきたのでした。

 

最後に急制動を使って、急制動直前に教官がランプで合図した方向に避けて止まる練習をやりました。これはかなり実践的で役に立ちそうな練習です。30km程度ですが、加速して急制動ゾーンに入る前に教官がランプで合図してくるので、右・左・真っ直ぐの三択で瞬間的に信号を見て判断しないといけません。

スピードが低かったので簡単に出来ましたが、公道で60kmとかスピードが出ていたら焦って転びそうな気がします。車間距離とかスピードとか余裕を持って運転しないと、バイクは急ハンドル・急ブレーキは危険だなぁと思ったのでした。